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第67回世界保健機関(WHO)総会ハイライト
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第67回世界保健機関(World Health Organization、WHO)総会が5月19日から24日の間、ジュネーブで開催されました。毎年1回開催されるWHO総会は、WHOの最高意思決定機関であり、190を超える国と地域から保健大臣など多くの閣僚級が参加し、世界の人々の健康について話し合われます。今次WHO総会の議題の中から、特に製薬産業に関連の深い4つのトピックスについて以下に紹介します。

WHO画像

 従来から国際保健における重要課題として捉えられてきた三大感染症(HIV/AIDS、マラリア、結核)や顧みられない熱帯病、ワクチンの普及といった課題に加え、非感染性疾患やウイルス性肝炎、バイオ医薬品や必須医薬品へのアクセスといったトピックスにも高い注目が集まっており、今次WHO総会でも議題に挙がっています。これらの議論においても「医薬品アクセスの改善」は課題の一つとして認識され、特に開発途上国や新興国から、革新的な抗がん剤や新規C型肝炎治療薬を中心に、医薬品の高価格設定に対する非難の声や特許を医薬品アクセスの障害とする主張が見受けられました。
 開発途上国・新興国が医薬品アクセス改善を目指す中、新薬の価格低減や知的財産権の弱体化、医療水準向上のための先進国からの資金援助・技術移転を求める狙いもあると考えられ、国際保健における議論を複雑にしています。また、「非感染性疾患の予防と管理」、「WHOと非政府関係者とのかかわり」などの議題において、WHOや国連による政策策定にどこまで民間企業が関与すべきか、民間企業によるWHO関係者との利益相反を問題視する声が高まっていることも国際保健を取り巻くステークホルダーの関心事項の一つとして注目されています。

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