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「第24回広報セミナー」を開催

統合報告と企業価値の創造 ~非財務情報の活用~

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ヨーロッパ企業から学べること
 上述したヨーロッパ企業の好事例にもみられるように、ヨーロッパではWayやResponsibilityなど、簡単に変わることのない理念や考え方をベースに企業が運営されています。それらの基本理念を全うするためにこそ、資本市場全体におけるESG(Environmental(環境)、Social(社会)、Governance(企業統治))への取り組みの重要性が問われるのです。また、ヨーロッパ企業は、法・制度を先取りし、戦略への反映や価値観や信条との整合性を図ることに率先して取り組んでいます。「自主」に頼るのではなく、社会規範化への執念といったものまで感じるほどです。日本企業とヨーロッパ企業の間には、こうした点に対してまだまだ理解の相違があるように思います。
 最後に、アリストテレスの「ロゴス」、「エトス」、「パトス」を紹介し、講演の締めくくりといたします。「ロゴス: 論理的アピール」とは、言葉、構成、データで根拠を示すこと。「エトス: 倫理的アピール」とは、信頼性と人柄で尊敬を勝ち得ること。「パトス:情緒的アピール」とは、読者の感情と想像力を揺さぶること。この「ロゴス」「エトス」「パトス」が統合報告書に説得力をもたせるために非常に重要なポイントです。


最後に
 今回の広報セミナーでは、「統合レポートへの流れ」というテーマのもと、非財務情報を活用した統合報告と企業価値の創造について、ヨーロッパ企業の事例を交えながらわかりやすく説明がありました。事後のアンケートにおいては、「あらためて長期的視点からのIR活動の重要性に気づかされた」、「タイムリーなテーマ設定で大変参考になった」などのコメントが多く、参加者一同、大変有意義なセミナーとなりました。

 

広報部


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