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「製薬協メディアフォーラム」を開催
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講演Ⅲ 「偽造医薬品に対する製薬企業の取り組み」
日本製薬工業協会品質委員会 副委員長・武田薬品工業株式会社 猪狩 康孝 氏
日本製薬工業協会
品質委員会 副委員長
武田薬品工業株式会社

猪狩 康孝 氏

 昨今、正規品に極めて類似した外観の偽造医薬品が登場しており、正規品であれば治療できたはずの治療機会の損失や、健康被害の発生、製薬企業への経済的悪影響による新薬開発遅延等、製薬企業の本来の使命が果たせなくなることが危惧されています。
 製薬企業ができる対策として、対象製品のリスクに応じた偽造防止技術の導入、偽造防止に積極的に取り組んでいる姿勢を公表することによる偽造業者への牽制強化、企業間の連携による偽造医薬品取り締まりへの協力、流通経路のセキュリティ確保等が挙げられました。また、啓発活動として、企業ホームページやCSRレポートの活用やED治療薬を製造販売している4社共同によるポスター作製・配布、ホームページ運営の取り組み等が紹介されました。
 最後に、製薬協の取り組みとして、偽造医薬品の取り締まり強化に向けた共同声明や、実態調査、公開講演会開催等に係る報告があり、製薬企業が有効で安全な医薬品を安定して届けるために、偽造医薬品の脅威への対策を強化する必要性があるとまとめられました。

ディスカッション

 講演に引き続いて、製薬協国際委員会 井上委員をコーディネーターに招き、3名の演者とのディスカッションが行われました。偽造医薬品になりやすい薬剤・製品領域、厚生労働省が国民に訴求していくポイント、一般生活者向けアドバイスについて議論が交わされ、最後に、演者からのワンメッセージということで、次のフレーズで締めくくられました。
 「偽造医薬品はあなたのそばにある(木村氏)」、「一人ひとりがこの問題を共有し、一人ひとりが主体性をもって取り組める状況づくりが必要(稲川氏)」、「日本だけ大丈夫というのは過去形。企業はグローバルで考えないといけない。対岸の火事ではない(猪狩氏)」。

終わりに

 製薬協広報委員会 河村副委員長より、講演者ならびに参加者へ謝辞を述べるとともに、これからも、広報委員会の活動を通して、取材活動の一助となる情報提供を行っていきたいとの挨拶があり、フォーラムは幕を閉じました。

(広報委員会 コミュニケーション推進部会 中野 晴之)

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