製薬協について 製薬協について

寄稿

最新号目次へ 既刊号一覧2014年5月以降2014年3月以前 pdf
201405タイトル
contribution
前へ1234次へ
臨床薬理学会海外研修を終えて
line03 line03 line03
5. DCRIでの成果

 先述の通り、冠動脈バイパス術(CABG)施行症例に対するある薬を用いた多施設共同ランダム化プラセボ対照比較試験のプロトコル作成を行い、製薬企業との企画会議、試験開始、症例登録までかかわりました。
 また、DCRIがもつ臨床試験のデータベースを活用して、CABGの臨床試験であるPRIVENT-IV試験の糖尿病に関するサブ解析を行いAmerican College of Cardiology (ACC) Conferenceで発表を行い、現在論文投稿中です。急性冠動脈症候群に罹患した被験者を対象とした5つの大規模臨床試験から約4万9千例の症例データを用いて糖尿病と肥満と心血管イベントに関して白人とアジア人とを比較したプール解析を行い、この研究成果をEuropean Society of Cardiology (ESC) Congressで発表し、現在論文作成中です。

6. 最後に

 この2年間でDCRIでは、これまでの報告で述べたような多くのことを学ぶことができました。留学を通して学んだ経験を生かして、今後は、国内はもとより、海外の医師、研究者と意見交換を行い、協力して臨床研究を行い、有効な治療法を確立することに貢献していきたいと考えております(図3)。
 2年間にわたり、大変お世話になった日本製薬工業協会、日本臨床薬理学会、DCRI、千葉大学、御指導いただいた多くの皆様に深く感謝申し上げます。

DCRIのリサーチ・フェローの仲間と
図3 DCRIのリサーチ・フェローの仲間と
前へ1234次へ
最新号目次へ 既刊号一覧2014年5月以降2014年3月以前

このページのトップへ