製薬協について 製薬協について

世界の人々の健康と福祉の向上への貢献

製薬産業のビジョン2025

世界に届ける創薬イノベーション

世界の届ける創薬イノベーション

Vision.1  先進創薬で次世代医療を牽引する~P4+1 医療への貢献
■先進技術の積極的な利活用と、既存技術の高度化を合わせて、創薬を進化させ、患者の理解のもと、患者ごとに最適な薬を、先制医療を含めた適切なタイミングで提供するという、次世代医療(P4+1 医療) の実現に貢献する

Vision.2  世界80 億人に革新的な医薬品を届ける
■治療薬を切望する世界の患者の期待に応えるため、自らが創出した革新的な医薬品を、文字どおり世界中の人々に届けることを目指す

Vision.3  高付加価値産業として日本経済をリードする
■経営の効率化、特に合理化された研究開発によって革新的な医薬品を生み出し、世界の多くの方々の健康増進に寄与する
■その結果として、日本の経済成長に貢献し、 次代の日本を担う高付加価値産業となる

Vision.4  健康先進国の実現を支援する~ 心おきなく健康で長生きできる社会に
■患者参加型医療の推進に寄与し、より質の高い人生を送ることができるようになるとともに、社会保障制度の持続可能性を高めることにも貢献する

Vision.5  志高き信頼される産業となる
■高い志をもって自らの使命を果たし、全てのステークホルダーから評価・信頼されている産業、 その規範や取り組みが海外においても尊重されて いる産業となる
■創薬イノベーションの重要性に対する人々の理解 を深め、創薬に希望を寄せる人、創薬を目指す人、 創薬に参加したいと考える人を増加させていく

補論

  • グローバルヘルスに対する使命と貢献
    研究開発・・・・・・・・・・・・新薬創出を活性化させるパートナーシップ
    医薬品アクセス・・・・・・・・・世界に届けるための仕組みづくり
    人材育成・・・・・・・・・・・・スキル・ノウハウの伝達

  • 企業規模・再編に対する考え方
    製薬産業への脅威・・・・・・・・製品特性の変化と開発費の高騰
    研究開発型製薬企業の課題・・・・事業の規模や形態について自らが最適解を求め、決断

製薬産業の貢献と挑戦

私たちの目標は、優れた医薬品の継続的な研究開発と安定的な供給を通して『世界の人々の健康と福祉の向上』に貢献することです。そのために私たちは、目覚ましい発展を遂げる生命科学に対する真摯であくなき探求や、高い倫理性に基づいた企業行動など「生命関連産業としての使命」を果たすとともに、多岐に亘る課題の解決に取り組んでいます。
そして、製薬産業には、患者ニーズを踏まえた革新的な医薬品の創出による「健康長寿社会の実現」はもとより、新薬の研究開発活動を維持・活性化するために確保した収益により、安定した担税力や投資の拡大といった面からの「経済成長への寄与」が期待されています。また、精力的な研究開発活動の過程における産・学・官連携の推進や先端分野への挑戦などにより、「科学技術の発展・波及」への貢献が期待されています。
こうした製薬産業としての貢献は、全世界への優れた新薬の展開や数少ない新薬創出国としてのリーダーシップ発揮など「グローバルヘルスへの寄与」といった形で、日本のみならず世界の成長・発展を牽引するものとしても大きな期待が寄せられています。

製薬産業の貢献と朝鮮

生命関連産業としての使命

社会的に必要性が高い産業 製薬産業のイメージについて(2015年、20歳以上の男女2000人への調査)

製薬産業、そして製薬協の使命は、「世界の人々の健康と福祉の向上への貢献」。私たちは常にその実現に向けて努力し、研鑽を続ける団体でありたいと考えています。それは、医薬品の研究・開発だけに留まることではありません。高い倫理性をもって、生命関連企業として求められる社会的責務を全うし、様々な社会貢献活動を積極的に実現することで、皆様の期待に応え続けていきます。

グラフ

新薬の貢献

新薬の研究開発が導く、長く、健やかに暮らせる社会。

人の生命は、心臓、肺、肝臓、腎臓など、さまざまな臓器の働きによって維持されています。これらが正常に働かず、役割を果たさなくなった場合、他の人から臓器の提供を受ける移植や人工透析という方法があります。製薬業界では、移植時の拒絶反応を防ぐ免疫抑制剤などの新薬を開発することで、移植、人工透析の治療成績向上を図るなど、健康長寿社会の実現を目指しています。

腎臓移植数・透析患者数の推移と各薬剤の承認取得年
グラフ

アンメット・メディカル・ニーズへの挑戦

すべての疾病克服のために。飽くことなく、繰り返される挑戦の日々。

「アンメット・メディカル・ニーズ」はいまだ有効な治療方法が確立されていない疾病に対する医薬品・医療への強い要望を意味します。グラフの右上にある疾病は新薬の貢献によって治療満足度が高まってきています。一方、グラフの左下の領域にある疾病は、決定的な治療薬が少なく、薬剤貢献が期待されている疾病です。製薬協会員会社は、社会からの強い要望を受け、これらの領域にあるアルツハイマー病、精神・神経疾患、がんなどの治療について積極的な研究開発に取り組んでいます。

グラフ

高度かつ多様な人財の育成・活用

人財の質・多用性こそ、日本の製薬業界が誇る財産。

資源の少ない国、日本。私たちの枯れることのない資源は、人の技術、そして、知識です。製薬産業は、日本が誇る主要製造業の中でも、研究者総数に占める博士号取得者の割合が圧倒的に高く、国内外の多様な人財の受け皿となり、多くの優秀な研究者が成長し、輩出される産業となっています。

主要製造業の研究者総数に占める博士取得者の割合/2013年
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高付加価値産業としての製薬産業

一人ひとりの生産効率の高さで日本の経済成長に、好影響を。

製薬産業の経済への良好な影響を示す指標の一つとして、従業員一人あたりの付加価値額が非常に高いという点が挙げられます。つまり、ビジネスとしての生産効率が非常に高い産業であるといえます。左記の図では、自動車、鉄鋼など数ある主要産業の中でも、群を抜いて付加価値が高いことを表しています。

従業員一人あたりの産業別付加価値額/2014年
グラフ

安定した高水準の担税力

納税水準を常に維持し、社会基盤の安定に貢献。

製薬産業は、医薬品を通しての貢献はもちろん、安定した担税力によって社会基盤の安定にも貢献しています。近年では高水準の納税額を常に維持し続けており、2011年度には、自動車、電気、情報通信、鉄鋼などの主要製造業内でトップの納税額を実現。政府が決定した「日本再興戦略」のなかでも、国内経済を牽引する成長産業として期待されています。

主要製造業の国内納税者額の推移
グラフ

新薬創出における日本の役割

全世界が期待を寄せる、日本の優れた創薬力。

新薬を開発するために必要とされる技術は非常に高度であり、世界を見渡しても、新薬創出国は数えるほどしかありません。その中で、日本は新薬の開発品目数において、イギリスと並んで世界第3位を誇り、これまでも世界中の健康に寄与してきました。今後も、革新的な新薬を提供することで、『アンメット・メディカル・ニーズ』を満たし、世界の医療に貢献していきます。

日本は世界で第3位の新薬創出国
グラフ

3大感染症とNTDs

人の健康を支え、命を救う。国境も、国籍も超えた普遍の使命。

エイズ、結核、マラリアの3大感染症、そして、デング熱やハンセン病といった、『顧みられない熱帯病(Neglected TropicalDiseases:NTDs)の疾病に対して、いま、地球規模での解決が求められています。人類への脅威となるこれら疾病の根絶に向けて、製薬協会員会社は、国際機関等との連携のもと、治療薬の開発等に取り組んでいます。

グラフ

製薬協会員企業の取組み事例

2015年

  • マラリヤ治療薬の開発販売
  • シャガース病、リーシュマニア病、アフリカ睡眠病、デング熱治療薬の開発
  • シャガース病、リーシュマニア病のワクチン開発
  • 住血吸虫症感染症治療薬の小児用製剤の開発
  • HIV感染症治療薬の承認申請/販売
  • 欧州医薬品委員会より結核治療薬の欧州での販売承認推奨取得
  • 抗結核薬の創薬パートナーシップ
  • 新規結核ワクチンの共同開発
  • リンパ系フィラリア症治療薬の無償提供開始

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